走行中も注意をしたいエンジンの音

バイクに起るトラブルのうち最も致命的なものとなるのがエンジン部分です。
エンジンは言うまでもなくバイクの命となるもので、エンジンが故障をしてしまってはもはやバイクとしての機能を果たすことはできません。

バイクに搭載されているエンジンはメーカーや排気量によって大きく構造が異なっています。
そのためメンテナンス方法はそれぞれ異なってきますが、最も重要なのは普段の乗車時から異常が起こっていないか注意を払うということです。

エンジンに異常が起こった時にすぐわかるのが「異音がする」ということです。
どのような構造のエンジンであっても、基本的には燃料タンクから送られたガソリンが内部で燃焼することによりピストンが激しく上下運動をしそれが回転運動となって伝わっていきます。

つまりエンジンをかけただけのアイドリングの段階で既に燃焼が始まっているので、もし内部の金属部品に異常が起こっている場合には何らかの異音が発生することになります。

バイクの異音にも色々な種類があり、「ガツガツ」と何かがぶつかるような音がしたり、「カンカン」といつもはないような衝撃音がある場合にはどこか部品の摩耗が起きている可能性があります。

他にもバイク異音としてはチェーン部分のズレによって起る「シャカシャカ」や、マフラー部分の不具合によって起る「バリバリ」といったものがあります。

もしバイクからいつもと違った音がしたら、どういった時により大きい音がしたかということを覚えておき修理工場で詳しく症状を伝えておくようにしましょう。
なおバイクからするエンジン音は必ずしも異常というわけではなく、エンジン形式によって正常なときにもおこるものもあります。

エンジンオイルの点検と定期交換

エンジンから頻繁におかしな音がするという場合にまず考えられるのがエンジンオイルの劣化です。
エンジンオイルはエンジン内部に入れられている専用オイルのことで、エンジン内での潤滑や冷却、清掃といった複数の役割をします。

しかしオイルは使用頻度が高くなったり長期間使用してしまっているとどんどん汚れが蓄積されていくので、劣化したオイルでは本来の機能を果たすことができません。
そこでエンジンオイルを交換することで本来の金属の摩擦を防ぎ、エンジンを正常な働きに戻してくれるので異音などの異常がなくなります。

エンジンオイルの交換時期は使用するエンジンオイルの種類によって異なりますが、バイク本体についているオイルゲージを見ることで現在の状態を把握することができます。

エンジンオイルを交換したばかりなのにエンジンに異常があるという場合には、エアクリーナーが汚れていたり、バッテリーからの伝送機器に何らかの不具合が起きていることが考えられます。