ハーレーオーナーなら知っておきたいメンテナンス方法

ハーレー・ダビッドソンのバイクの中でも日本で人気が高いモデルとなっているのが「スポーツスター」です。
スポーツスターは1952年に初号機がリリースされたハーレー・ダビッドソン初のストリートタイプのバイクで、それまでクルーザータイプが主流であったところに新しいジャンルとして確立されました。

ハーレー・ダビッドソンのスポーツスターの特長は、他のハーレー車と比較して車体が全体的に小型化していることと、機動性を重視したスポーティーなデザインをしているということです。

そのためハーレー本来の大型クルーザーよりもむしろ日本の狭い一般公道を走行することに適しているので、日本のハーレーオーナーの多くがこのタイプを所有しています。

しかしそんな人気のスポーツスターですが、他のバイクではめったにないような特殊なメンテナンスをしなければいけないという問題があります。

その中の一つが「プライマリーオイル」の点検・交換です。
どのメーカーのバイクであっても、エンジン内部に注入することで働きを活性化させるエンジンオイルというものが存在しているのですが、これがハーレー・ダビッドソンになると3種類に増えます。

ハーレーで使用されるエンジンオイルには「エンジンオイル」「ミッションオイル」「プライマリーオイル」というものがあります。

このうちプライマリーオイルとはスターターモーター部分に使用されているものであるため、このオイルが劣化してくるとクラッチ操作に不具合が発生しやすくなってしまいます。

他の2つのオイルと比較して汚れが発生しやすくなっているため、だいたい5000kmくらいに一度は交換をしておく必要があります。

きちんとバイクを立てておかないとオイル漏れが

とはいえハーレーのオイル交換は非常にやりやすく作られているため、初めての人でも比較的簡単に行うことができます。
用意するのは古いオイルを受けるための廃オイル受けボックスと新しいオイル(必ず純正を使用)、さらにカバーを外すために使用するレンチです。

ハーレーのプライマリーオイルはエンジン脇にある「ダービーカバー」と呼ばれる部品の中にあります。
ダービーカバーは側面にボルトが飛び出ている形で設置されているのでこれを緩めることで自然にオイルが車体下に流れ出ていきます。

なおこのダービーカバーはボルトを緩めることでカバー全体が外れるようになっているので、緩めすぎて部品を床に落としてしまわないように注意が必要です。

ドレンボルトはプライマリカバーの下部についているので完全に古いオイルが抜けたら、カバー部分を開けてじょうごなどで新しいオイルを入れていきます。
このときしっかり車体をまっすぐ立てておかないと再びダービーカバーを閉じたあとで横からオイルが漏れてしまいます。