チャンバーのカスタマイズの目的は?
チャンバーとは、日本語で小部屋、2ストロークオートバイの排気菅にあるふくらみの部分のことです。
このふくらみは、2ストロークエンジンの構造による弱点、混合気の抜けを防ぐために、一時的に排気ガスをためておくために作られています。
スチールやステンレスで作られており、曲線を出すために複数の板を丸めて溶接してあることがほとんどです。
また、2ストロークオートバイの排気菅全てを含めてチャンバーと呼ぶこともあります。
現在は、公道走行可能な2ストロークオートバイは国産メーカーでは製造されておらず、社外品のチャンバーの新製品もほとんど作られていません。
昔、2ストロークオートバイが製造されていたころのカスタマイズは、主にパワーアップを目的としたものでした。
2ストロークオートバイの排気菅は、4ストロークオートバイと違い、サイレンサーだけを交換することは難しく、まるごと交換、ということがほとんどでした。
現在社外品、カスタムパーツとして販売されている2ストロークオートバイ用の排気菅は、RZなど過去に発売された2ストロークオートバイ用の物のみです。
それもほとんどが在庫にあるもので、新規で作られることはまずありません。
新品として購入できる2ストロークオートバイのカスタマイズ用チャンバーは、RZやNSRといったメジャーなオートバイ用がほとんどでマイナーなオートバイのチャンバーは滅多にみつかりません。
純正のチャンバーについても同様で、メーカーの在庫はほとんどなくなっているということです。
チャンバーカスタマイズの難易度は?
チャンバーを交換することはそれほど難しくありません。
エンジンとチャンバーを固定しているのは排気菅1本あたり3本から4本のボルトです。
そのボルトを外し、ステーも外すだけでチャンバーは外すことができます。
取り付ける場合はその逆で行ってください。
排気漏れを避けるため、パッキンは新品に交換しておきましょう。
2ストロークエンジンの排気漏れは、4ストロークエンジン以上に如実にパワーダウンを引き起こします。
また、キャブレターの調整が必要なものもあり、その場合は少々難易度が上がります。
チャンバー交換の最大の壁は、自分のオートバイに合うチャンバーを探すことではないでしょうか。
上記のように新品で購入できるモデルはごくわずか、見当たらないような車種の場合はネットオークションやフリマサイトなどで探すことになります。
これは程度が様々で、とんでもないものをつかまされる可能性もあります。
チャンバーカスタマイズの金額目安は?
新品チャンバー自体は、おかしなプレミアがついていなければ数万円から10万円代で購入可能です。
交換を頼んだ場合でも、1万円程度でしょう。